成長ホルモンと睡眠の関係

人間は生まれてから生涯にわたり、体内でつくられる１００種類以上のホルモンの働きにより身体を成長させ健康を維持しています。 数多のホルモンの中でも成長ホルモンの分泌が最も大きな身体の成長要因です。

骨の成長に深く関わる成長ホルモンは、脳の間脳(かんのう)部分に存在する脳下垂体(のうかすいたい)と呼ばれる内分泌器官から分泌されています。この脳下垂体からは実に様々なホルモンが分泌され、血管が非常に発達している事から効率良く血液に乗って全身に運ばれるようになっています。

脳下垂体から分泌される成長ホルモンは、一日の中で夜の睡眠中や運動後に分泌量が高まる事で知られています。昔から寝る子は育つと言われているのは理に適った事なのです。特に午後１０時～午前２時の間に多くの成長ホルモンが分泌されます。まさにこの４時間は高身長を目指す方にとっては勝負の時間です。

又、睡眠には睡眠段階(眠りの深さ)によりレム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。レム睡眠とは　ノンレム睡眠とは？

身長を伸ばす為に必要不可欠な成長ホルモンをより高分泌させる為には、 午後１０時～午前２時 に寝始めの徐波睡眠からレム睡眠に入る